導通テスタ (1984制作)

高校生の時に(たぶん)雑誌に載っていた回路図を見てやっつけで作って小さな箱に入れて使っていたもの。当時ジャンク屋で手に入れた Li-ion電池を使用し、壊れることもなく現役で動いていました。数年前にはさすがに電池がダメになり死蔵していましたが、電池交換して復活させることにしました。

 

回路も不明なのでトレースしてみると、カレントミラー回路を利用し、CMOS の LMC555 を利用した優れものでした (手書き図)。

 

測定対象には微少電圧しかかからず、消費電流もわずか。これならどんな繊細な部品も破壊する可能性はありませんね。当時 CMOS はまだ目新しかったので、LMC555 は貴重だったと思います。

 

ネットで調べてみると、ほぼ同じものがキットで売られていたりしました。良いものはちゃんと残るんですね。

 

現状、すこし不安定なので、スイッチの不良なども考え、コピー品を再度制作する計画です。